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証券化事業向け売上増/日神HD22年3月期

 (株)日神グループホールディングスはこのほど、2022年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~22年3月31日)は、売上高814億6,500万円(前期比0.8%増)、営業利益52億1,400万円(同1.0%減)、経常利益50億1,700万円(同0.2%減)、当期純利益35億2,200万円(同2.9%増)。

 主力の不動産事業は、売上高321億300万円(同4.5%増)と伸長したが、土地・建築費の高騰でセグメント利益は25億7,100万円(同2.9%減)となった。

 期中の分譲マンション引き渡し戸数は506戸(同229戸減)、既存マンションの買取再販は106戸(同32戸増)、不動産証券化事業向けが7物件(同変動なし)。新築マンションの売上高は182億5,300万円(同20.4%減)となったものの、既存マンションは31億5,900万円(同66.3%増)、不動産証券化事業93億2,100万円(同19.1%増)と伸びた。

 次期については、売上高860億円、営業利益53億円、経常利益51億円、当期純利益36億円を見込む。


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