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BELCA賞、「我孫子ビレジ」など10件を表彰

表彰式の様子

 (公社)ロングライフビル推進協会は19日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で第31回「BELCA賞」の表彰式を行なった。

 ビルのロングライフ化に寄与することを目的に、既存建築物を表彰する制度。「ロングライフ部門」と「ベストリフォーム部門」を設け、長期にわたって適切な維持保全がなされている建築物や、優れた改修を実施した既存建築物を表彰する。開会のあいさつに立った同協会会長の蓮輪賢治氏((株)大林組代表取締役社長)は、「コロナ禍により、3年ぶりの授賞式となった。これまでの受賞件数は、今年度の受賞作品を含め306件。これら建築物は、どれも優良な建築ストックの良き手本となるものと確信している」と語った。

 ロングライフ部門では、「我孫子ビレジ」(千葉県我孫子市、1977年竣工)、「東京大学(本郷)総合図書館」(東京都文京区、1928年竣工)、「明治記念館本館」(東京都港区、1918年竣工)の3件を表彰。ベストリフォーム部門については、「新宿住友ビル」(東京都新宿区、1974年竣工、2020年改修)、「富士屋ホテル」(神奈川県足柄下郡、1891年竣工、2020年改修)など7件が受賞した。

 選考委員会委員長の三井所 清典氏((株)アルセッド建築研究所代表取締役・芝浦工業大学名誉教授)は、「今年の表彰建築物の“建築年齢”は141歳、131歳と100歳超が2件、94歳、89歳と80歳超も2件あった。80歳代以上の長寿建築は、いずれも意匠性が高く、所有者にも利用者にも大切にされており、さらに年齢を刻んでいくと思われる」と評価。「30・40歳代の比較的若い建築も、使いやすさや快適性を追求しており、長寿命化が期待される。惜しくも選にもれた建築物については、充実した内容で再度の応募を期待したい」と総評した。


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