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拠点のZEB化等でCO2排出を13年度比75%減へ

 積水ハウス(株)は25日、2030年までに事業活動で排出するCO2排出量の削減目標を従来計画の50%から75%に上昇修正すると発表した。

 同社は08年、50年までに住まいのライフサイクルCO2排出ゼロを目指す「2050年ビジョン」を宣言。事業活動全体でさまざまCO2排出削減の取り組みを行なっている。目標達成への指標として、30年までに事業が直接排出するCO2と電力など間接的に排出するCO2の排出量を13年度比50%削減と設定していたが、21年に46.6%削減を達成したことから目標を引き上げることにした。

 目標達成に向け、今後は、「30年までにすべての業務用車両の電動化」「活動拠点として新築する建築物のZEB化」等を目指す。また、卒FITのユーザーから太陽光発電の余剰電力を買い取る「積水ハウスオーナーでんき」も進めていく。


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