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大阪ガス不と三井不、大阪市で物流施設開発

「(仮称)大阪市此花区酉島物流施設」イメージ

 大阪ガス都市開発(株)と三井不動産(株)は26日、「(仮称)大阪市此花区酉島物流施設」(大阪市此花区)を開発すると発表。大阪ガス都市開発は初の物流施設事業であり、三井不動産は物流施設事業としては初の関西圏での共同事業となる。

 開発地は、大阪ガス(株)が所有する土地の一角に位置。「大阪」駅まで約7kmと大阪都心部へのアクセスが良好で、阪神高速5号湾岸線「湾岸舞洲」出入り口まで約3.9kmと、都市部および広域への配送が可能な物流適地。近隣に競合物件が少なく、大阪シティバス「常吉一丁目」バス停から徒歩6分と、雇用確保の面でも優位な立地。

 敷地面積は2万6,830平方メートル。建物は地上4階建てで、延床面積は5万9,200平方メートル。脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、太陽光発電設備等を設置し、施設共用部に使用する電力をグリーン化する。また「CASBEE大阪みらい」に加え、「ZEB認証」や「DBJ Green Building認証」の取得を予定している。

 その他、ICTを活用した最新セキュリティシステムの導入や、新型コロナウイルス感染症対策として換気性能向上や非接触型エレベータ―、サーマルカメラの設置を検討している。

 着工は2022年12月、竣工は24年2月の予定。


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