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顧客個別の情報分析で、最適な情報を提供/近鉄不

「プライベートDMP」イメージ

 近鉄不動産(株)と(株)ブレインパッド(東京都港区、取締役社長:草野隆史氏)は3日、Google Cloudのプラットフォーム上にプライベートDMP(Data Management Platform)を構築すると発表した。

 プライベートDMPとは、自社における顧客一人ひとりの属性データ、購買・行動履歴などの情報を収集・統合・分析するプラットフォームのこと。複数のデータを一元で管理・分析し、顧客のニーズに合ったメールや広告などを配信することが可能となる。

 同社は、さらなる顧客満足度向上のため、Google Cloudの「BigQuery」(サーバーレスで拡張性と費用対効果に優れたデータウェアハウス)を基盤とし、ブレインパッドが提供する「Rtoaster」(企業のマーケティング活動を効率化し、成果創出を実現するトータルソリューション)と「Probance」(顧客ニーズを予測するコミュニケーションを実現するBtoC向けマーケティングオートメーションプラットフォーム)を活用することで、あらゆるデータの蓄積・AIデータ分析を実施。画一的なコミュニケーションではなく、顧客一人ひとりのニーズやライフスタイルに沿った住宅の提案を行なうほか、リフォームや住み替えなど最適な情報を、最適なタイミングで提供することを目指していく。


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