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NOI率調査が不動産学会「学会長賞」を受賞

 (一社)IREM JAPANは17日、同団体が行なっている「全国賃貸住宅実態(NOI率)調査」が(公財)日本不動産学会業績賞の「学会長賞」を受賞したと発表した。

 同調査は、同団体が(公財)日本賃貸住宅管理協会と(株)LIFULLの協力を得て実施しているもの。全国の賃貸管理会社に対して、満室賃料・運営費・空室損失額の実データをヒアリングし、1年間の賃貸住宅の経営結果を算出する。物件の営業純利益(NOI)を算出し、地域別・物件タイプ別などで集計・分析することで、物件管理優劣のベンチマークとして活用できる。

 今回の受賞に際して、日本不動産学会からは「営業純利益を事業用不動産の収益力指標として事業者が活用できるよう、定期的に調査を行なってきている。収益性に関して運営費や空室率を反映した営業利益を示す点や、具体的な賃貸経営に対して改善の示唆を与えることができる点等が有意義である」などといった点が評価された。


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