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マンション入居者向けアプリを導入/中央日土地G

 中央日本土地建物グループ(株)は27日、グループ会社の中央日土地レジデンシャルサービス(株)が管理を受託する分譲マンション「BAUS(バウス)」の入居者向けサービスとして、スマートフォンアプリ「BAUS Concierge(バウスコンシェル)」を導入すると発表した。

 必要情報をWeb上で保存・一元化することで入居者の利便性の向上を図りつつ、デジタル技術を用いて管理業務をスマート化することで、管理品質のさらなる向上へとつなげていく。

 管理組合や管理会社からの各種お知らせをアプリ経由で入居者に通知。過去履歴を含めて閲覧でき、管理員にとっても書面の掲示・投函作業が不要となり管理業務の効率化につながる。マンション管理規約、理事会や総会の議事録なども電子化し、入居者に通知する。
 来客用駐車場やラウンジなど、共用施設の空き状況の確認や利用予約も可能。時間の制約なく、非接触で確認・予約を行なうことができる。また、毎日更新される近隣商業施設の電子チラシの閲覧や、提携先のフードデリバリーサービス、ネット通販サイトの利用に応じ、入居者と管理組合の双方に「住まいポイント」を付与。入居者はたまったポイントで電子マネーや日用品に、管理組合は防災グッズや季節飾りなどの特典と交換できるなどのメリットもある。

 同アプリは、9月下旬に引き渡し予定の分譲マンション「バウス西大島」(東京都江東区、総戸数183戸)、「バウス上中里」(東京都北区、総戸数56戸)を皮切りに、今後開発するバウスシリーズの分譲マンションに順次導入していく予定。

「BAUS Concierge」


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