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既存マンション価格天気図、中部・近畿圏は回復

 (株)東京カンテイは6月30日、2022年5月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表したもの。

 同月は「晴」が23地域(前月24地域)と減少し、「雨」が5地域(同5地域)で変わらない結果となった。「曇」は7地域(同6地域)、「薄日」は9地域(同8地域)とともに増加。「小雨」は3地域(同4地域)と減少した。

 天候が改善したのは6地域(同5地域)に増加。横ばいは35地域(同35地域)と変化なしだった。悪化したのは6地域(同7地域)に減少した。

 東北地方が引き続き下落傾向を維持したほか、九州地方でもやや弱含んだ。一方で、中部圏と近畿圏は回復して上昇傾向となり、四国地方は上昇が継続した。


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