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日鉄興和不、長期滞在者向けホテル事業に参入

「(仮称)& Here 上野」外観イメージ

 日鉄興和不動産(株)は4日、入国制限緩和後の訪日外国人の増加を見込み、長期・多人数での宿泊を想定したレジデンシャルホテルの開発・運営事業への参入を発表。ブランド名「& Here(アンドヒア)」で展開する。

 客室のうち、多人数客室(トリプル以上)を7割程度に設定するほか、ソファスペースや和室などくつろぎのための空間設計、ミニキッチン、冷蔵庫、電子レンジ、ダイニングテーブルといった長期宿泊のための各種設備などを採用する。1日に同ブランドホテルの運営会社「NSKREホスピタリティ(株)」も設立した。

 初弾として2024年1月、「(仮称)& Here 上野」(東京都台東区、総客室数145室(予定))を開業する。JR「上野」駅徒歩7分の立地。「台東区の伝統工芸職人や工房」など、エリアイメージをコンセプトにしたデザインを一部客室に採用。共用部には、露天風呂付き大浴場、個室タイプのワーキングスペース等を設置する。竣工は23年11月の予定。

 なお、上野以外に東京で1件、大阪で1件の同事業用地を取得している。


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