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三井不、初の「ららぽーと」「MOP」複合型施設

「三井ショッピングパーク門真」完成予想図

 三井不動産(株)は4日、開発を進めている「(仮称)大阪府門真市松生町商業施設計画」について、初の「三井ショッピングパーク ららぽーと」と「三井アウトレットパーク(MOP)」との両ブランド複合の大型商業施設「三井ショッピングパーク門真」とすることを決定した。

 同計画は、パナソニック(株)の工場跡地の再開発計画で、商業施設、分譲マンション(三井不動産レジデンシャル(株)、総戸数155戸)、会員制倉庫型店舗「コストコホールセール」、門真市に本社を置く東和薬品の事業者が進出する。

 三井ショッピングパーク門真は、京阪本線・大阪モノレール線「門真市」駅より徒歩8分に開発。敷地面積約11万6,700平方メートル、建物は店舗棟(鉄骨造4階建て)と、駐車場棟(鉄骨造6層7段2棟)で構成。延床面積は約19万6,800平方メートル、店舗面積は約6万6,300平方メートル。店舗数は約250店舗。2021年10月に着工済み、23年春の竣工・開業を予定する。

 ファッションや食といった「ららぽーと」での日常的な買い物体験や、「MOP」での国内外のブランドショッピングだけでなく、体験型エンターテインメントを提供するなど、幅広い需要に応えていくことで、地域ユーザーだけでなく、観光客向けにも対応していく。それぞれの施設のアプリを共通利用など、利便性の高い運用を行なっていく予定。

 なお、23年春の開業に伴い、近隣店舗である「三井アウトレットパーク大阪鶴見」(大阪市鶴見区)は23年3月12日に閉館する計画。


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