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多摩川河川敷で社会実験、協力者募集/小田急電鉄他

昨年の多摩川利活用イベントの様子

 小田急電鉄(株)と川崎市は5日、多摩川河川敷の新たな利活用に向けた社会実験「登戸・多摩川 カワノバ」の開催に向けて、協力する企業・団体等の募集を開始した。

 両者は、小田急沿線の価値向上に向けて連携し、さまざまな取り組みを推進している。「登戸・多摩川 カワノバ」の開催はその一環で、多摩川河川敷エリア(登戸地区広場と小田急高架下)で持続可能な水辺のにぎわい創出の検証を行なっていく。キッチンカーや休憩施設の設置、スポーツ体験教室などの取り組みに協力する企業・団体等を募集する。

 多摩川河川敷エリアは、スポーツやピクニック等、多くの利用者でにぎわう一方、バーベキュー利用者によるゴミの不法投棄や騒音等の課題が生じている。そこで、社会実験を通して、課題解決を図り、住民アンケート等により地域ニーズの把握を行なうとともに管理運営体制の構築の検討を進めていく。

 開催期間は夏が8月10日~9月5日、秋が2ヵ月程度の予定。詳細は川崎市ホームぺージを参照。


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