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施工現場の熱中症対策、ライブカメラでの異変察知も

 大東建託(株)は6日、同社が取り入れている熱中症対策について公表した。

 これまで、建築現場における熱中症指数計の設置や、熱中症予防の注意喚起ポスター掲示、現場管理者携帯用・施工現場常備用の熱中症応急セットの準備、ファン付き作業着や冷却機能付きのベストの配布といった取り組みを実施してきた。新たな熱中症リスク軽減施策として、今年度からは新たに製氷機や冷水器等を導入。管理部門で選定した730ヵ所の施工現場にはライブカメラを設置し、現場管理者が現場の異変をリアルタイムで確認できるようにした。
 また、現場管理者と現場に従事する全作業員向けに、現場の情報共有が可能なアプリ「匠アプリ」を開発・導入。3密を回避しながら安全・効率的に従事できる現場環境を整備した。

 同社では今後も熱中症リスクへの対策を徹底し、現場従事者の健康確保を第一とする現場環境構築と作業習慣の浸透・定着を推進していく考え。


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