不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

長谷工、ZEH-Mの仕様検討支援するツール開発

 (株)長谷工コーポレーションは8日、ディベロッパーの要望に応じてZEH-M Oriented性能基準を満たす分譲マンションを設計するための「ZEH-M 仕様検討支援ツール」を開発したと発表した。

 予算や、備え付けたい住宅設備、住宅設備のメーカーといったディベロッパーからの要望に応じて、ZEH-M Orientedを満たす仕様の組み合わせを提案するツール。プロジェクトの事業方針を踏まえ、床、壁、開口部や天井の断熱強化仕様や、省エネに向けた給湯設備・冷暖房設備・照明設備等の組み合わせを提案。同社の建築概算コスト算出システムと連携することで、併せて概算コストも算出し提示する。

 1月より東京地区で、4月より関西地区で同ツールを活用したディベロッパーへの提案を開始している。なお、同社グループでは2022年度以降に設計着手するすべての分譲マンション、自社保有賃貸マンションについてZEH-M Oriented性能基準を満たすこととしている。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら