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減収増益/プロパスト22年5月期

 (株)プロパストは11日、2022年5月期決算(非連結)を発表した。

 当期(21年6月1日~22年5月31日)は、売上高176億8,900万円(前年同期比6.3%減)、営業利益21億2,700万円(同24.1%増)、経常利益16億9,100万円(同30.2%増)、当期純利益11億3,500万円(同23.4%増)。

 分譲開発事業は、継続販売の1物件にとどまり、売上高は4億2,700万円(同53.6%減)、セグメント利益は1,700万円(同58.1%減)。
 賃貸開発事業では、15プロジェクトを売却。前年度に複数の大型物件を販売した反動に加え、物件売却が順調に進んだことで保有する竣工済物件数も限られたことを受け、売却物件数は減少。一方で、売却物件の地域優位性が評価されたこと等から収益性がさらに向上した結果、売上高115億3,300万円(同16.2%減)、セグメント利益24億6,100万円(同9.2%増)となった。
 バリューアップ事業では、11棟の収益ビルを売却し、売上高57億2,000万円(同35.9%増)、セグメント利益6億9,900万円(同48.8%増)となった。

 次期については、売上高211億2,900万円、営業利益22億1,500万円、経常利益17億4,100万円、当期純利益13億900万円を見込む。


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