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札幌でにぎわい拠点備えた複合施設/平和不

「(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 平和不動産(株)は12日、「(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業」(札幌市中央区)の計画概要を発表した。同社代表取締役社長の土本清幸氏が理事長である大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合において、都市計画手続きを開始する。

 計画地は、敷地面積約5,029平方メートル。ハイグレードホテル、高機能オフィス、にぎわい施設等で構成する、鉄骨造(一部地下鉄骨鉄筋コンクリート造)地上34階地下3階建ての複合施設を開発する。延床面積は約9万9,400平方メートル。

 地上・地下・低層テラスで新たな滞留空間を整備し、まちのにぎわい創出に寄与していく。環境対策の面では、地域熱暖房プラントを整備し、エネルギー利用の新たなモデル街区を形成。そのほか、帰宅困難者の受け入れ施設や、備蓄倉庫なども完備し、周辺エリアの災害対策にも貢献していく。

 2022年度に都市計画決定、23年度に事業認可(市街地再開発組合設立)・権利変換計画認可、28年に竣工・供用開始の予定。


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