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不動産業に携わる女性経営者や実務経験者を中心に組織する(一社)不動産女性塾(塾長:北澤商事(株)代表取締役会長・北澤艶子氏)は19日、明治記念館(東京都港区)でセミナーを開催した。
APAMAN(株)代表取締役社長の大村浩次氏が、「賃貸斡旋・賃貸管理業界の現状と今後のあるべき姿」をテーマに講演。同氏は、3月に早稲田大学大学院を卒業、海外事業展開を目指し、8月より米国サンタクララ大学大学院に入学する。
同氏は、これまでに行なってきた独自のマーケティング戦略を紹介。ここにしかないという“希少性”をアピールするマーケティング手法や、“返報性”の法則を用いて顧客との友好な関係を築いてきた経験談を披露した。また、それぞれのユニットが利益の最大化を目指し、マーケットに最適な戦略を立案・実行していく“ユニット経営”の有効性について言及。「ユニットメンバーが自らマスタープランを策定し、自らが経営に携わっていく仕組みを導入した加盟店は多く、収益アップにつながっている」(大村氏)と話した。
最後に、「女性の活躍が不動産業の発展には欠かせない」とし、「女性の細やかなサービスとホスピタリティは貴重。不動産業界の発展のため、女性にはどんどん活躍していただきたい」とエールを送った。