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東京メトロの社員宿泊所をSOHO型賃貸に

「メトロステージ代々木上原」の「ANNEX」内観イメージ

 (株)リビタは20日、東京地下鉄(株)、東京メトロ都市開発(株)と協業し、SOHO型の賃貸マンション「メトロステージ代々木上原」(東京都渋谷区、総戸数5戸)の運営を9月より開始すると発表した。

 同物件は、東京メトロの賃貸マンションシリーズ「メトロステージ」初のリノベーション物件で、企画・プロデュースをリビタが担当した。東京メトロ千代田線、小田急線「代々木上原」駅より徒歩2分に立地。敷地面積約284平方メートル、延床面積約277平方メートル、鉄筋コンクリート造地上2階建て。東京メトロの鉄道保守部門で宿泊所として利用していた築44年の建物で、宿泊室と休憩室が一体化していた従前の間取りを生かし、宿泊室をプライベート性の高い居室「LIVING SPASE」に、休憩室をオフィス等として利用可能な土間仕上げの「BUFFER SPACE」へと再生した。

 専有面積は29~55平方メートル。約14畳のLIVING SPACEと約5.6畳のBUFFER SPACEを切り分けて使用できる「ANNEX」(1階、1R+S、39.64平方メートル)、細長い空間で両スペースがつながる「Long」(1階、1LDK+S、55.95平方メートル)、ルーフテラスと土間空間が一体となった「Big」(2階、1LDK+テラス、55.67平方メートル)など、間取りの異なる5つの住戸を用意した。

 入居者同士の交流を促進するため、3戸でBUFFER SPACEと共用部をつなぐ扉をガラス仕様とし、視認性の高い空間を創出している。


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