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「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が上棟

「虎ノ門ヒルズ ステーション タワー」外観

 森ビル(株)は22日、参加組合員として参画する「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発組合」が推進する「虎ノ門ヒルズ ステーション タワー」(虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発事業A-1街区)が上棟したと発表した。

 同事業は、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅とまちとの一体的な整備を推進する都市再開発事業。事業エリア面積は約2.2ha。「虎ノ門ヒルズ ステーション タワー」と、店舗等からなる「A-2街区」、事務所・住宅等からなる「A-3街区」の3棟のビルを建設。周辺開発と連携して地上・地下の重層的な歩行者ネットワークを強化・拡充し、地区間のアクセス・利便性の向上を図る。

 「虎ノ門ヒルズ ステーション タワー」は、地上49階地下4階建て(延床面積約23万6,370平方メートル)の超高層タワー。基準階約1,000坪のグローバルレベルのオフィスと駅前広場と一体となった商業施設、国際水準のホテル等を整備する。また、最上部にはさまざまな価値創造活動やビジネスイベントに対応するフォーラム、ギャラリー、レストラン等を有する多機能複合施設を開設。新たなビジネスやイノベーションの発信拠点としていく。

 また、効率的なエネルギーの利用により、環境負荷を低減。2022年には新築テナントビルを対象とした「LEED BD+C(CS)(Building Design and Construction/Core and Shell Development)」カテゴリ―において最高ランクのプラチナランクの予備認証を取得したほか、水資源の有効利用や竣工後に入居テナントと協働して省エネに取り組む仕組みやシステムなど、建設中や竣工後も環境にも配慮。竣工時より再エネ電気を100%供給する予定。

 竣工は、23年7月の予定。


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