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赤坂七丁目の再開発で組合設立

「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」配置図

 日鉄興和不動産(株)、野村不動産(株)は25日、権利者と共に推進する「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)が、東京都知事の認可を受け、7月22日に再開発組合を設立、参加組合員として事業に参画すると発表した。

 施行区域面積は約1.2ha。東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目」駅より徒歩6分、高橋是清翁記念公園に隣接するエリア。旧耐震基準で建設された3棟の分譲マンションや独立家屋等を一体的に建て替え、多様なライフスタイルに対応した総戸数約640戸のマンションやオフィス、商業店舗等で構成する複合施設を開発する。地上46階地下1階建て、延床面積は約9万250平方メートル。

 併せて地区内の道路を拡幅し、防災機能を強化。バリアフリーに配慮した歩行者空間を整備し、周辺エリアの回遊性を高める。公園と隣接して緑地を創出し、赤坂御用地から南側市街地へと連続する緑のネットワークの形成を図る。

 2023年度に権利変換計画認可および工事着手、27年度に建物が竣工する予定。


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