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タイで物流施設開発に参画/東急不

 東急不動産(株)は1日、タイ・バンコク近郊で物流施設2棟の開発に参画すると発表した。タイにおけるホテル、オフィスビルに次ぐ新たなアセットの取り組みで、今回で事業参画は合計4物件となる。

 ASEAN域内においては、現在国をまたいだ交通網(経済回廊)の整備が進められており、タイはその中でも地理的に中心に位置していることや製造業が集積していることを背景に、物流マーケットの成長が見込まれる。

 現地子会社であるTOKYU LAND ASIA Pte.Ltd.を通じて、タイの大手上場不動産ディベロッパーであるOrigin Property Public Company Limitedおよび大手上場物流事業会社であるJWD InfoLogistics Public Company Limitedの合弁会社・Alpha Industrial Solutions Company Limitedが推進する、「アルファーバンナープロジェクト」(サムットプラカーン県)、「アルファランシットプロジェクト」(パトゥムタニ県)に参画する。

 「アルファーバンナープロジェクト」は、敷地面積約12万5,000平方メートル、賃貸面積約8万平方メートル。「アルファランシットプロジェクト」は、敷地面積約8万7,000平方メートル、賃貸面積約5万6,000平方メートル。いずれも平屋建て倉庫3棟からなるマルチテナント型物流施設で、着工は2022年8月、竣工・引き渡しは23年5月を予定。


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