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八重洲のエネルギー拠点が竣工/三井不

「八重洲スマートエネルギープロジェクト」フロー

 三井不動産(株)、東京ガス(株)が共同で設立した三井不動産TGスマートエナジー(株)は7月31日、「八重洲エネルギーセンター」を竣工。9月1日より「八重洲スマートエネルギープロジェクト」として、「東京ミッドタウン八重洲」と「八重洲地下街」への電気・熱供給を開始する。

 「八重洲エネルギーセンター」は、同社が推進するオフィス・商業・ホテル等を含む大規模複合開発「東京ミッドタウン八重洲」の開発区域内に位置。延床面積約1万2,300平方メートル。供給対象面積は約1万8,000平方メートルで、予定供給能力は、電力が2万1,600kW、冷熱が約120GJ/h、温熱が約105GJ/h。ガスエンジン(7,800kW)2台、廃ガスボイラー(4t/h)2台等を擁する。

 「八重洲スマートエネルギープロジェクト」は、日本橋、豊洲に次ぐ第3弾。「東京ミッドタウン八重洲」のほか、都内最大の売り場面積を誇る地下商店街「八重洲地下街」を対象に自律分散型のエネルギー供給を行ない、まち全体のレジリエンス性、環境性の向上を図っていく。


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