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ESR、千葉県野田市で物流施設

「野田ディストリビューションセンター2」外観イメージ

 ESR(株)は3日、マルチテナント型物流施設「野田ディストリビューションセンター2」(千葉県野田市)の開発概要を発表した。

 国道4号線と同16号線の交差点である「庄和IC」から7kmに立地。敷地面積は2万1,556平方メートル。鉄骨造耐震構造地上4階建て、延床面積約4万5,600平方メートル。

 倉庫部分は、1平方メートル当たりの床荷重1.5t、梁下有効高は1~3階が5.5m、4階は6m。荷物用エレベーターと垂直搬送機を用意する。トラックバースは1階両面に設置。大型車両は入口と出口を分け、敷地内は一方通行とすることで安全性に配慮する。
 非常用自家発電設備を備え、防災備蓄倉庫も設置。停電時でも防災センター、荷物用エレベーター、トイレ等は一定時間利用できるようにする。全館LED照明、ヒートポンプ式空調、自家消費型太陽光システムなどを導入し、環境・省エネルギーにも配慮。「BELS」5スターを取得しており、今後「CASBEE」Aランク評価も取得する予定。

 8月1日に着工済み。竣工は2023年8月31日を見込む。総合物流企業と全棟の賃貸借契約を締結しており、着工前に満床となった。


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