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共用部充実させた賃貸住宅新シリーズ/リビタ

オープンラウンジのイメージ

 (株)リビタは8日、新たな賃貸住宅シリーズ「Well-Blend(ウェルブレンド)」を発表。初弾として「Well-Blend 阿佐ヶ谷」(東京都杉並区、総戸数60戸)を9月に開業する。

 「Well-Blend」は、同社が手掛けるシェア型賃貸住宅「シェアプレイス」から派生した新シリーズ。コロナ禍において、「プライベートスペースにおける水回り設備」や「住まいにおけるテレワークスペース」のニーズが高まっていることを受け、水回りを備えた専有部と多様な共用部を備える賃貸住宅を企画した。

 初弾の「阿佐ヶ谷」は、JR中央線「阿佐ヶ谷」駅徒歩14分に立地。ジェイアール東海不動産(株)が保有する築32年の独身寮をリノベーションした。中央線沿線エリアで飲食店等を展開する「デイリーズ」を運営パートナーとし、共用部において入居者へ食事を提供。ブックサロンやコモンキッチン、半個室型のワーキングスペース、Wi-Fi完備でPC作業も可能なルーフガーデン、1人用のフィンランド式サウナ等の共用部を設置する。「街と混ざる」をコンセプトに、コモンスペースの一部は地域住民にも開放する他、建物前の小さなオープンスペース「ポケットパーク」にはキッチンカーを誘致し地域住民も利用できるようにする。建物は、鉄筋コンクリート造4階建て、延床面積約1,518平方メートル。

 同シリーズは、2026年までに10施設の開業を目指す。現在同物件を含め4施設を開発中。


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