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南流山駅の区画整理地内で高額分譲住宅

「ビー・グレイス南流山 紡ぐ家」外観
ワイドサッシを開放することで一続きで利用できるインナーテラスを設けた住戸

 中央グリーン開発(株)は9日、建売住宅「ビー・グレイス南流山 紡ぐ家」(千葉県流山市、全4棟)を報道陣に公開した。

 つくばエクスプレス「南流山」駅徒歩8分に立地。区画整理地内で、1棟当たりの土地面積を130平方メートル以上確保する必要があったことから、全棟162平方メートル以上の高額物件として開発した。建物面積は101.85~116.17平方メートル。間取りは4LDK(一部住戸は有償で3LDKへの変更も可能)。

 万人受けではなく特徴のある設計プランを採用。「内と外との連続性」をテーマに設定した。「コロナ禍で内にこもりがちであったところをあえて外とゆるやかにつながる仕掛けを施すことで、安心感はある中で少し開放感も味わえる暮らしを付加価値として提案した」(同社設計部部長・鎌田浩之氏)。土間、インナーテラス、中庭等、棟ごとに異なる外とのつながりを意識した空間を設けた。また、建物間にはあえてフェンスを設けないことで、隣同士のつながりも創出した。

 リビングは天井高2.7mを確保。高さ2.2mのサッシを採用。対面キッチン、食洗機、浴室暖房乾燥機、床暖房、ガスと電気のハイブリット給湯器、電動シャッター、宅配ボックスを標準とし、全戸に2台分の駐車場を確保している。

 資料請求受付を5月27日に開始。都内在住者や流山市在住者を中心に約300件を受け付けた。物件見学者は約40組。建物完成後の7月30日より販売を開始し、4棟中3棟が成約済み。販売価格は6,980万~7,480万円。購入者はパワーカップル等で、都内在住者が2組と茨城県在住者が1組だった。都内からもアクセスが良く近年人気の高い「南流山」駅から徒歩10分以内の立地や、広い敷地面積を生かしたゆとりあるプランニングなどが評価されたという。


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