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尼崎市で物流施設開発/日本GLP

「GLP尼崎IV」外観完成イメージ

 日本GLP(株)は8日、「GLP尼崎IV」(兵庫県尼崎市)の起工式を挙行した。

 阪神高速3号線神戸線「尼崎西IC」から約700m、阪神高速5号湾岸線「尼崎末広IC」から約1.7kmに位置。住宅エリアにも至近で阪神電気鉄道本線「尼崎センタープール前」駅から徒歩約13分、路線バスの停留所も近いため、雇用確保の面でも優位性がある。

 敷地面積約1万4,200平方メートル、耐震鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上4階建て。延床面積は約2万8,800平方メートル。生産性と作業効率の向上のため、大型シーリングファンを設置する。また約100席を備えた厨房付きレストラン設置し、屋外テラスも設ける。

 BCP面では、耐震性能の高いブレース材を用いて安全性を確保。浸水や液状化対策も講じ、高い事業継続性を確保する。環境面では、自家消費型の太陽光発電の設置を検討するほか、全館LED照明を採用。緑化エリアの整備などにより、環境にも配慮し、CASBEE(新築)認証、ZEB認証を取得する予定。

 大手3PL企業である(株)関通と、着工前に賃貸借予定契約を締結済み。投資総額は約81億円。竣工は2023年10月の予定。


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