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内幸町の大規模再開発、南地区が施行認可

再開発イメージ

 第一生命保険(株)、中央日本土地建物(株)、東京センチュリー(株)、東京電力パワーグリッド(株)およびTF内幸町特定目的会社が参画する「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」が10日、東京都知事より施行認可を受けた。

 同事業は、「(仮称)内幸町一丁目街区開発プロジェクト」の事業構想として、22年3月に発表した「TOKYO CROSS PARK構想」の南地区(サウスタワー等)。街区全体は北地区・中地区・南地区に分かれており、約16haの日比谷公園とつながると共に、都心最大級の延床面積約110万平方メートルを開発する。

 南地区は、敷地面積約1.9ha。オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設等で構成する鉄骨造・鉄筋コンクリート造地上46階地下3階の複合施設を開発する。延床面積は約29万平方メートル。併せて、屋外広場において災害時一時避難スペースなどを整備。街区内の他地区と連携し、都市機能の維持に配慮しながら重要インフラ(電力施設)の更新等も行なう。

 22年度に権利変換計画認可、工事開始、28年度に施設建築物工事が完成、37年度に街区全体が竣工する予定。


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