ケイアイスター不動産（株）は、同社の住宅購入者を対象としたオリジナルアプリ「ケイアイコンシェルジュアプリ」をリニューアルし、新バージョン「KEIAI プラス（ケイアイ プラス）」を開発。一部販売店舗で本格運用に向けた実証実験を開始した。
「ケイアイコンシェルジュアプリ」は、「ケイアイコンシェルジュ」のサービスに関するお得な情報や、付与されたポイント管理などを行なえるアプリ。「ケイアイコンシェルジュ」とは、同社住宅購入者対象の会員制サービスの一環で、電気販売代行を行なう「KEIAI でんき」、インターネットプランを提案する「KEIAI インターネット」、定期点検・24時間駆付けサービス「KEIAI 家サポ」がある。各サービスに契約すると、同社オリジナルポイント「KEIAIポイント」が付与され、1ポイント1円としてオプション工事、メンテナンス、リフォーム、住宅設備の交換などの費用に使用できる。
同社はアプリの利用状況などから、顧客の暮らしのニーズに関する情報を分析し、よりタイムリーで顧客個人に最適化した提案を可能にするため、リニューアル版として「KEIAIプラス」を開発。顧客満足度の向上を図るほか、ストック型のビジネスモデルを構築し、より安定した収益事業を実現する。
「KEIAIプラス」では、住まいに役立つ情報を配信。収納の活用方法や家庭菜園、住宅ローン控除の申請方法など、季節に応じたさまざまなテーマを取り上げる。また、同社のアフターサービスや（株）カインズ（埼玉県本庄市、代表取締役社長 CEO：高家正行氏）のエクステリアを中心とした商品を特別価格で販売。提携先各社のサービスも、ワンストップで提供していく。
実証実験では、本格運用で想定される問題点の洗い出しと解決を進めるとともに、KEIAIプラットフォームと連携させることで顧客の行動ログを分析し、顧客エンゲージメントの向上を図る。
「KEIAIプラス」は、2022年第3四半期からの本格運用し、早期に1万2,000人の会員登録を目指していく。