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日本初、8階建て純木造ビル着工/アキュラホーム

「8階建て純木造ビル」外観

 アキュラホームグループは20日、日本初の「8階建て純木造ビル」(さいたま市西区)の起工式を開催した。

 JR「大宮」駅から2kmに立地。敷地面積約8,944平方メートルで、地上8階建て。新社屋となる同ビルは、事務所、宿泊体験棟、ショールームなどを併設する計画で、2024年の完成を目指す。詳細は過去のニュースを参照。

 起工式には、埼玉県知事・大野元裕氏、さいたま市市長・清水勇人氏が参加した。

 また同社グループは、起工式において、中規模木造建築を全国に普及させることを目的とした「Re:Treeプロジェクト」を始動すると発表した。

 同プロジェクトは、脱炭素社会の実現に向け注目されている中規模木造建築の普及を目的に、「普及型純木造ビル」を全国に広める取り組み。住宅建築で使用してきた木材加工機材で建築できる「普及型純木造ビル」のプロトタイプを完成させた同グループは、これを皮切りに、行政や地域ゼネコン、木材加工会社らを含むつくり手と連携して同プロジェクトを推進、日本の木造のまち並みの復興を目指していく。
 10月には日本初の木造5階建てのモデルハウスが竣工する予定。以降、各エリアに木造5階建てモデルハウスの建築、中規模木造建築の普及を図っていく。


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