オリックス不動産（株）は26日、マルチテナント型物流施設「京田辺ロジスティクスセンター」（京都府京田辺市）の開発に着手したと発表。
京奈和自動車道「田辺西IC」から約600m、第二京阪道路「枚方東IC」から約3.9km、周辺に工場が立ち並ぶ田辺西工業団地区に位置。さらに2027年度には新名神高速道路の全面開通が予定されているため、東日本・西日本の結節点としてさらなる交通利便性の向上も期待されている。
敷地面積1万2,479.90平方メートル、鉄骨造3階建て、延床面積2万15.41平方メートル。最大2テナントの入居が可能。1階には最大19台が同時接車できるバースを完備しているほか、荷物用エレベーター2基と垂直搬送機2基も実装予定。
屋上には太陽光発電設備を設置する。天候の影響や夜間など発電量が不足する場合には、オリックスより非化石証書付きの電力を供給予定で、入居テナントは100％再生可能エネルギー由来の電力を利用できる。
竣工は23年9月末の予定。