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仙台に中規模オフィス、全国展開へ/東京建物

「T-PLUS 仙台」外観イメージ

 東京建物(株)は30日、中規模オフィス「T-PLUS 仙台」(仙台市青葉区)を9月1日に着工すると発表した。

 「T-PLUS」シリーズは、2022年4月に初弾となる「T-PLUS 日本橋小伝馬町」(東京都中央区)を竣工。同物件の他にも「仙台広瀬通」(仙台市青葉区)、「札幌」(札幌市北区)に着手しており、本格的な全国展開を開始している。

 「仙台」は、JR「仙台」駅より徒歩4分、地下鉄東西線・南北線「仙台」駅より徒歩1分に立地。敷地面積約1,510平方メートル、延床面積約1万3,834平方メートル、鉄骨造地上12階地下1階建て。仙台市が都心部の機能強化に取り組む「せんだい都心再構築プロジェクト」に基づき容積率緩和を活用した初めての物件となる。

 オフィスフロア(2~12階)は1フロア815平方メートルを確保し、最大4分割が可能。各階の窓際にはインナーバルコニーを設けるほか、新鮮な空気を取り込むための自然換気窓も設置し、開放的な空間を創出する。1階には店舗が入居。

 建物全体の緑化などにより、50%以上の一次エネルギー消費量を削減。換気・除菌・非接触に対応した建築・設備も導入することで、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」において、「CASBEE-建築(新築)」および「CASBEE-ウェルネスオフィス」の最高評価Sランク等を取得する見込み。

 竣工は24年1月の予定。


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