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シニアレジに健康・医療データ管理サービスを導入

データ管理・共有・活用イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は26日、シニアレジデンス「パークウェルステイト千里中央」(大阪府豊中市、居室数:一般居室470室、介護居室78室)において、健康・医療データ管理サービスと、予防医療から先進医療、薬・介護まで連携した地域医療サービスを提供すると発表した。

 阪大病院が監修し(株)三井住友銀行が運営する医療版情報銀行アプリを導入する。同アプリは、利用者の健康・医療データを預かり、利用者が安全にデータを管理・共有・活用できるというスマートフォンアプリ。預かったデータは、共有や提供する相手を利用者が選択・決定・コントロールできる。
 物件内に開院するクリニック、薬局に同アプリを導入。健康・医療データを活用した各種医療機関と予防医療から先進医療、薬、介護まで連携することにより、入居者の健康をサポートする。

 健康・医療データは、スマートフォンで時系列で管理。随時確認することができる。入居者は自分の体調や体の変化をより適切に把握することができる。離れて暮らす家族も、随時確認することが可能となる。また医療版情報銀行アプリと連携する画像、薬剤処方といったほかの医療データも併せて共有できるため、かかりつけ医や専門医療を受信する際に、自分の体調をより理解してもらうことに役立てられるという。

 「パークウェルステイト千里中央」は、2023年2月竣工、3月開業の予定。

「パークウェルステイト千里中央」エントランス完成予想イメージ


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