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勤務先のまちの魅力、「交通利便性」が1位に

 コリアーズ・インターナショナル・ジャパン(株)は5日、働くまちに関する意識調査結果を発表した。首都圏1都3県に住む20~50歳代のビジネスパーソンの男女601名を対象に調査した。

 「働きたいオフィス街」と「憧れるオフィス街」について回答者に3つまで選択してもらった結果、1位は「丸の内」(働きたい:23.3%、憧れる:36.1%)、2位は「大手町」(同:12.3%、同:18.8%)に。3位は、働きたいオフィス街が「新宿(西口)」(12.1%)、憧れるオフィス街が「銀座」(10.1%)となった。

 そのまちを選択した理由については、働きたいまち・憧れるまちのどちらも、1位が「交通利便性」(働きたい:64.7%、憧れる:47.4%)、2位が「まちの雰囲気」(同:38.1%、同:38.8%)。3位は、働きたいまちでは「飲食店(ランチ)の充実度」(31.1%)、憧れるまちでは「ブランド力」(30.1%)に。同社では、コロナ禍をきっかけにリモートワークなどの導入・活用が進んでいるが、働くまちの魅力としては「交通利便性」は欠かせない要素であり、「まちの雰囲気」や「飲食店(ランチ)の充実度」という、そのまちに出勤することで体験できる魅力も大切な要素であることが分かった、とコメントしている。

 なお、調査回答者の勤務形態についても調査。回答者におけるテレワーク導入率は64.9%。回答者が進んでテレワークをする理由としては、「感染防止」「通勤時間がもったいない」の回答が多かった。一方で、進んでテレワークをしない理由では「会社の方針」「社員とのコミュニケーションのため」が多くを占めた。

 今後の出社頻度の増減意向については、「テレワークを増やしたい」が44.9%、「出社を増やしたい」が22.2%、「どちらでもない」が32.8%に。


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