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首都圏既存マンション成約、2ヵ月連続で減少

 (公財)東日本不動産流通機構は11日、2022年9月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は2,990件(前年同月比5.9%減)と2ヵ月連続の減少となった。都県別では、東京都1,587件(同1.4%減)、埼玉県337件(同13.7%減)、千葉県375件(同6.9%減)、神奈川県691件(同10.6%減)と、1都3県全域で前年同月比減少したのは2ヵ月連続。

 1平方メートル当たりの成約単価は69万1,000円(同11.2%上昇)と29ヵ月連続で上昇が続いた。戸当たり平均価格は4,421万円(同11.0%上昇)と28ヵ月連続で前年同月を上回った。
 新規登録物件数は1万5,512件(物件再登録機能の廃止に伴って前年同月比は非開示)。在庫件数は3万9,274件(同13.0%増)と8ヵ月連続で増加し、4ヵ月連続の2ケタ増となっている。

 また、既存戸建ての成約件数は1,124件(同8.2%減)と9ヵ月連続の減少。平均成約価格は3,840万円(同10.1%上昇)と、こちらは23ヵ月連続の上昇となった。


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