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プレハブ住宅の完工件数、前年度比4.4%増

 (一社)プレハブ建築協会は12日、2021年度の「プレハブ住宅完工戸数実績調査及び生産能力調査報告書」を発表した。同協会会員に向けて調査しているもので、今回の調査時期は22年5~6月。回答企業は83社。

 同年度に完工したプレハブ住宅の戸数は12万3,470戸(前年度比4.4%増)だった。全新設住宅着工戸数に占めるプレハブ住宅のシェアは14.3%(同0.3ポイント下落)。

 階層・建て方別完工戸数では、戸建住宅は4万4,155戸(同3.5%増)と、3年ぶりに増加した。低層共同建て住宅は2万4,686戸(同5.4%減)と6年連続の減少、中高層共同建て住宅は5万4,629戸(同10.4%増)と4年ぶりの増加となった。

 賃貸住宅完工戸数は5万9,419戸で、全賃貸住宅着工戸数に占めるプレハブ住宅の割合は18.0%。長期優良住宅は3万8,296戸で、プレハブ住宅完工戸数全体の31.0%を占めた。ZEH(戸建て)は2万8,647戸で、プレハブ住宅(戸建て)完工戸数全体におけるシェアは64.9%に達している。


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