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三田ガーデンヒルズ、14日より事前案内会

綱町三井倶楽部から望む「三田ガーデンヒルズ」完成予想イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)と三菱地所レジデンス(株)は14日から、新築分譲マンション「三田ガーデンヒルズ」(総戸数1,002戸)の事前案内会を開始すると発表した。

 都営地下鉄大江戸線、東京メトロ南北線「麻布十番」駅徒歩5~7分、都営地下鉄三田線「芝公園」駅徒歩10~12分。旧逓信省簡易保険局庁舎跡地に開発する。両社での共同開発は「広尾ガーデンヒルズ」以来38年ぶり。

 敷地面2万5,246.57平方メートルは、港区最大の敷地。建物は鉄筋コンクリート造地上14階地下2階建て。駐車場をすべて地下に設け、地上にPARK MANSION棟、NORTH HILL棟、WEST HILL棟、EAST HILL棟、SOUTH HILL棟、VILLA棟を配置。入居者専用の中庭と一体的に設けられたCENTER HILL棟が、各建物をゆるやかに連結する配棟計画を採用している。

 旧逓信省建造物を一部保存・再生するほか、南側に所在する三井グループの迎賓館である綱町三井倶楽部と並ぶファサード・デザインを採用する。インテリアでは、PARK MANSION棟のエントランスホールを中心に、約90枚のステンドグラスや石、木材などを保存・再生すると共に、最先端の素材や設備も導入する。

 共用施設として、ワークスペースやフィットネスルーム、プール、ゴルフレンジ、サウナ・岩盤浴、レストラン(店舗)など、約3,000平方メートルの空間を計画。帝国ホテルと提携したコンシェルジュサービスや有名レストランなどの食事が有期で入れ替わるキュレーションレストランなども用意する。

 レジデンシャルサロンは東京タワーの敷地内に開設し、事前案内会は完全予約制で実施する。

 第1期販売は2023年2月の開始予定。1期1次販売戸数および価格は未定。竣工は25年3月下旬、入居開始は同年4月の予定。

中庭完成予想イメージ
キュレーションレストラン(店舗)イメージ


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