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東池袋駅に隣接する超高層ツインタワー着工

計画するツインタワー外観完成予想図

 住友不動産(株)、野村不動産(株)、(独)都市再生機構は14日、参加組合員として参画する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」(東京都豊島区)を10月1日に着工したと発表した。

 事業エリアは東京メトロ「東池袋」駅に隣接しており、JRなど「池袋」駅から東南約750mに位置する。地区内の低未利用地の活用や敷地の共同化を進め、南北に長い約1.7haの敷地を、北棟(I-I街区)、南棟(I-II街区)の2つに分けて施設を計画。豊島区最大級となる総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションを整備する。北棟は、敷地面積約8,800平方メートル、地上52階地下2階建て、延床面積約11万2,190平方メートル。南棟は、敷地面積約6,300平方メートル、地上47階地下2階建て、延床面積約7万5,210平方メートル。

 2棟の高層部分にはファミリー向けの住戸を中心とした都市型住宅を整備。低層部には、店舗や事務所、文化・交流施設、子育て支援施設、公共公益施設などを誘致することで、多世代の賑わいや交流空間を創出する。また、「東池袋」駅につながる地下通路を新設するなど、回遊性を高める歩行者空間を形成し、快適な歩行者ネットワークを整備するとともに、幹線道路の沿道としてふさわしいまち並み景観も形成する。

 今回着工したのは北棟で、竣工は2026年3月の予定。


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