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NYマンハッタンで最大級のオフィスビル/三井不

「50ハドソンヤード」外観

 三井不動産(株)は20日、米国・ニューヨーク市マンハッタン地区で、米国子会社Mitsui Fudosan America,Inc.を通じて開発してきたオフィスビル「50ハドソンヤード」を竣工した。2018年に竣工した「55ハドソンヤード」に続く2棟目となる。

 マンハッタンにおける大規模複合開発「ハドソンヤード」(合計約11ha)では、最先端のショッピングモールやレストラン、高級ホテルやレジデンス等が建つ予定。「50ハドソンヤード」は、そのオフィスビル群のうちの1棟で、マンハッタンにおける単体のオフィスビルとしても、また、日系企業によるマンハッタンでのオフィスビル開発事業としても過去最大級の事業規模で、総事業費は6,000億円超(1ドル=145円換算)となる。同社の事業シェアは9割。

 地下鉄7番線「34丁目」駅から地下直結。敷地面積約6,400平方メートル。地上58階地下3階建て。延床面積は約26万9,000平方メートル。正面エントランス側の公園や東側に広がるマンハッタン中心部を一望できる希少な立地となる。MetaやBlackRockなどの入居が決定しており、全体の8割以上の契約が完了している。

 「50ハドソンヤード」と「55ハドソンヤード」を併せた総事業費約8,000億円となり、同社海外事業の旗艦物件となる。


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