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野村不、名古屋のマンションギャラリーを移転

移転後の「プラウドラウンジ名古屋」エントランスイメージ

 野村不動産(株)は26日、総合型マンションギャラリー「プラウドラウンジ名古屋」を、「名古屋栄三越」(名古屋市中区)内に移転・リニューアルオープンすると発表した。グランドオープンは11月11日。

 「プラウドラウンジ名古屋」は、2017年に名古屋市都心部における同社分譲物件を比較検討できる総合型マンションギャラリーとして栄・旧中日ビル(現在建替え中)に開業。19年7月に現在の丸の内エリアに移転した。

 今回、オーナーとの接点をさらに強化し、幅広いユーザーに来店してもらえる拠点を目指し、「名古屋栄三越」への移転を決定した。なお、百貨店内へのマンションギャラリーの常設は、野村不動産にとって初の試み。

 既存拠点では名古屋都心部の新築分譲物件のみの案内だったが、新拠点では、愛知県全域を対象とする。新たにバーチャル体験コーナーを導入し、5台のプロジェクターを用いて、床および壁の計4面に映像を映し、案内物件の室内を実寸で体感できるように。物件からの眺望や駅までのアプローチ、物件紹介のシアター映像にも活用する。物件の外観・内観だけでなく、従来の実物模型では再現しきれなかった建物の周辺状況も細かく確認できるデジタル模型も採用した。

 既存ギャラリーから継続して、同社グループカスタマークラブ会員が利用できるオーナーズカフェを併設するほか、連携した取り組みとして、名古屋三越の外商顧客向けサービスの案内を検討。また、同外商顧客に対してもオーナーズカフェのご利用やギャラリーの見学等を案内するなど、双方の顧客へのサービス向上に努めていく。

 さらに、ギャラリー内に、「名古屋栄三越」のテナントが取り扱うライフスタイル関連商品を展示するスペースを複数設置。グランドオープン時には、「カッシーナ・イクスシー」のソファーやテーブル等を配したリビングシーンの演出や、ソファー等の家具を展示する。今後、数ヵ月ごとに展示内容を変更し、インテリア関連だけでなく、絵画や宝飾品などの展示も検討していく。

バーチャル体験コーナーイメージ


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