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既存マンション、価格上昇が鈍化/アットホーム

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2022年9月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,467万円(前月比1.0%上昇)。エリア別では、東京23区6,784万円(同1.2%上昇)、東京都下4,731万円(同0.3%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,147万円(同0.7%上昇)、神奈川県他3,978万円(同0.9%上昇)、埼玉県さいたま市4,394万円(同0.8%上昇)、埼玉県他3,573万円(同変動なし)、千葉県西部4,133万円(同0.6%上昇)、千葉県他3,160万円(同0.6%上昇)となった。

 東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、千葉県(西部/他)の6エリアで17年1月以降最高額を更新。神奈川県他は12ヵ月連続で最高額を更新した。

 既存マンションの1戸当たり平均価格は3,824万円(同変動なし)。エリア別では、東京23区4,855万円(同0.6%上昇)、東京都下3,094万円(同1.1%下落)、神奈川県横浜市・川崎市3,268万円(同0.1%下落)、神奈川県他2,506万円(同0.1%下落)、埼玉県さいたま市3,376万円(同0.4%上昇)、埼玉県他2,559万円(同1.1%上昇)、千葉県西部2,816万円(同0.7%下落)、千葉県他1,949万円(同2.4%上昇)だった。

 首都圏平均は5ヵ月ぶりに横ばいとなり、前月までの価格上昇の勢いにやや鈍化が見られた。エリア別では、東京23区、神奈川県他、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県他の5エリアが上昇した一方で、東京都下で3エリアが下落。なお、埼玉県他の平均価格指数は15ヵ月連続の上昇となっている。


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