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新宿歌舞伎町タワー、エヴァンゲリオンとコラボ

ティザーイメージ

 東急(株)と(株)東急レクリエーションは2日、両社で開発中の複合施設「東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区)の開業日を2023年4月14日と発表。開業後の同月28日から順次展開する「エヴァンゲリオン」を題材とした「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」の概要等を明らかにした。

 同施設は、「好きを極める」をコンセプトに、国内最大級のホテル、劇場・映画館をはじめとするエンタメ施設等で構成する、延床面積約8万7,000平方メートル、地上48階地下5階建て、高さ約225mの超高層タワー。建物は22年1月に竣工済。

 エヴァンゲリオンとのコラボレーションは、同施設の前身である「新宿ミラノ座」がテレビシリーズの劇場版のメイン上映館であり、その後も公式イベントが開催されるなど縁が深いことから実現したもの。「新宿ミラノ座」を継承する劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として、エヴァンゲリオンを題材とした初の舞台「舞台・エヴァンゲリオン Beyond(仮)」を公演する。

 「HOTEL GROOVE SHINJUKU(ホテル グルーヴ 新宿)」では、客室1フロアをエヴァンゲリオンの世界でアレンジした「LIFESTYLE HOTEL EVA」を期間限定で開設。「109シネマズプレミアム新宿」では、歴代作品や関連作品を上映する映画祭を開催するほか、ライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」では、エヴァンゲリオンシリーズの主題歌や関連楽曲を歌う高橋洋子氏のライブを5月28日に開催する。

 2日会見した東急新宿プロジェクト企画開発室室長で、同施設の運営を手掛ける(株)TSTエンタテイメント代表取締役社長の木村知郎氏は「いま、多様なコミュニケーションツールを使い、当施設がコンセプトとする『好きを極める』を実践する若者が増えている。また『好きを極めたい』という想いはコロナ禍で増幅されている。タワー内の各施設だけでなく、配信やXRなども駆使して新たなエンタテイメントを発信し、歌舞伎町だけでなく新宿全体を盛り上げたい」と抱負を語った。

 また、エヴァンゲリオンのキャラクターライセンス管理等を手掛ける(株)グラウンドワークス代表取締役の神村靖宏氏は今回のコラボレーションについて「新宿ミラノ座さんとエヴァンゲリオンとの関わり合いは深く、ありがたいお申し出。このコラボレーションでエヴァンゲリオンの多様な楽しみ方に気づいてもらえるはず。ここに来ることがエヴァンゲリオンファンのステータスになれば」などと語った。

「東急歌舞伎町タワー」
建物は1月に竣工済み


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