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隈研吾事務所が北海道・沖縄でサテライトオフィス

「KKAAヒガシカワサテライト/Kaguの家」外観
「KKAAナハサテライト/SHAREtsuboya」外観

 (株)隈研吾建築都市設計事務所/(KKAA)は2日、北海道(上川郡東川町)と沖縄県(那覇市)でサテライトオフィスの運営を開始したと発表した。

 同事務所は、2022年より「KuMO」(Kuma Mobile Office)プロジェクトを推進。地域性・人とのつながり・空間を探求する新たなリモートワークの場として、実験的なサテライトオフィスを展開している。

 北海道「KKAAヒガシカワサテライト/Kaguの家」は、旭川空港より車で約10分に立地する、KKAAがデザインした家具を耐震壁に用いた木造のサテライトオフィス。面積153.17平方メートル、地上2階建て。個々のワーキングスペース、打ち合わせにも利用できるテーブル席など、12席(1階6席、2階6席)を設けた。定員は最大12名まで、使用料は月額2万5,000円(冬期は暖房代として3,000円を加算)。

 沖縄「KKAAナハサテライト/SHAREtsuboya」は、那覇空港より車で10分に位置。1968年建設のコンクリートブロック造の建物を、サテライトオフィス+店舗に再生した。面積56.22平方メートル。1階は店舗、2階がサテライトオフィス。集中して仕事ができるカウンターを窓際に設置、ガラスで囲った打ち合わせスペースも設けている。12席を設け、定員は最大12名まで。使用料は月額1万8,000円、日額1,500円。
 なお、3階のゲストルームは、オフィスと連携し、ワーケーションの利用も可能。

 近日、岡山県(真庭市)にもサテライトオフィスをオープンする予定。


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