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名古屋市港区で物流施設着工/ESR

「ESR名古屋南ディストリビューションセンター2」完成イメージ

 ESR(株)は7日、「ESR名古屋南ディストリビューションセンター2」の着工を発表した。名古屋市内での施設開発は同物件が3件⽬、中京圏では6件⽬となる。

 国道23号「竜宮」ICまで約1.8km、名古屋高速3号大高線「笠寺」ICまで約2.8km、名古屋高速4号東海線「船見出入口」まで約3kmに位置。名古屋高速4号東海線と伊勢湾岸自動車道の結節点である「東海JCT」で東名・新東名高速道路に直結するため、名古屋都市圏への配送のみならず、東日本・西に本向けの広域配送拠点としても優位な立地。

 敷地⾯積2万4,795平方メートル、鉄骨造4階建て。延床面積は4万8,844平方メートル。1階に23台分のトラックバースを完備。大型車両と普通自動車の入口・出口を分け、敷地内の車両をワンウェイとするほか、大型車両の待機スペースを45ftトレーラー対応12台、10tトラック対応7台を確保し、安全性を高める。

 最小賃貸区画は約4,430坪。賃貸区画については、1階を3区画に分け、2~4階の3フロアを各々組み合わせた2層使いとし、最大3テナントへの分割賃貸を可能とする。テナントの就労者向けに、休憩ラウンジなども用意する。

 環境にも配慮して、外壁には断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用。ヒートポンプ式空調や節水器具等の省エネルギーの最新設備機器の導入も進めるなど、環境負荷低減に配慮した建築計画により、CASBEE Aランクを取得する予定。

 竣工は2023年10月31日。


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