不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

千葉・八千代に大型物流施設竣工/日本GLP

「GLP八千代IV」外観

 日本GLP(株)は7日、「GLP八千代IV」(千葉県八千代市)の竣工を発表した。

 既存物件の建て替えにより開発された施設。同敷地内にある既存物件には、大手日用品卸企業である(株)あらたが入居し、稼働を継続。同じ敷地内で既存物件を残して開発を進めた。竣工した施設はあらたが専用施設として1棟を利用する。既存物件で働く従業員にとっては通勤場所が変わることなく、就業を継続できるというメリットを提供できる。

 東関東自動車道「千葉北」ICから約9.4km、「花輪」ICから約 10.7km、国道16号線内の工業団地内に位置しており、県内を中心とするエリア配送に加え、広域配送拠点としても優位な立地。東葉高速鉄道「八千代中央」駅から約1.2km。

 建物はブレースのない構造。全面的な自動マテハン設備の設置に対応できる。最新技術を用いた高度な物流オペレーションを実現するため、あらかじめ自動倉庫向けエリアを設定した。エントランスの階段には健康を意識したサインを表示予定で、働く人の健康促進をサポートする。

 環境配慮への取り組みとして、自家消費型の太陽光発電設備を設置する計画で、入居企業の脱炭素化に向け取り組みをサポートする。

 稼働開始は2023年初頭の予定。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら