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RETが設立4周年イベントを開催

初代の代表理事として挨拶した赤木正幸衆議院議員

 (一社)不動産テック協会(RET)は8日、衆議院第2議員会館(東京都千代田区)にて設立4周年イベントを開催した。

 同協会は2018年9月、不動産業界でのデジタル活用を進め、情報格差の是正や生産性向上の実現等を通じて不動産市場の活性化させる目的に設立。現在の会員数は約130社となっている。現在、不動産金融や不動産オープンIDなど5部会が活動している。

 イベントの冒頭、同協会設立時の代表理事で、現在は衆議院議員となっている赤木正幸氏が挨拶。「設立から4年が経過し、『不動産テック』というものに抱いていた幻想は消えた。その分、テクノロジーを使って不動産業をどうしていくかという課題感もはっきりしてきている。従って、テック協が果たしていくべき役割はこれからますます高まっていくのではないだろうか」などと述べた。

 その後、ビットリアルティ(株)取締役副社長の谷山智彦氏が、「不動産DXの動向と今後の展望」と題して基調講演。谷山氏は各種の研究データや参考図書なども示しながら、将来的な不動産テック業界・不動産業界への期待等について語った。


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