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既存マンション価格、上昇トレンドが継続

 (株)東京カンテイは30日、2022年10月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表したもの。

 同月は、「晴」が23から28地域へと増加、「雨」は4から1地域へ減少した。「曇」は4から6地域に増加し、「小雨」は5から7地域に増加、「薄日」は11から5地域に減少した。

 全国で天候が回復した地域数は3から10地域へと大幅増加。横ばいは39から35地域に減少した。悪化は5から2地域に減少。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は13から16地域に増加している。

 全国的な上昇基調が依然継続しているが、近畿圏や九州地方などマイナスに振れる府県も見られた。


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