明和地所(株)は9日、不動産売却検討時のAI査定に関する意識調査の結果を発表した。
不動産売却検討者を対象に、インターネット調査を実施。調査期間は2022年8月16~17日。有効回答は108名。
同社が提供するAI査定サービス「クイック AI査定」のサービス内容の改善と顧客の満足度向上を目的に、AI査定の利用状況、興味関心について調査を実施した。
「AI査定を利用したことがあるか」との問いでは、「ある」が44.5%、「ない」が54.6%、「分からない」が0.9%となり、4割以上の人が利用経験があることが分かった。「ある」との回答者にAI査定の利用した感想について聞くと、「コストパフォーマンスが高い。使いやすく魅力的」や「手軽に使えると感じた」などと回答。
また、「ない」との回答者にAI査定に興味があるかを聞くと、「非常に興味がある」が30.4%、「やや興味がある」が47.5%となり、利用していない人の約8割がAI査定に興味を示していることが明らかとなった。興味がある理由については、「手軽に不動産を査定できるから」が63.0%、「不動産売却を判断するための材料にしたいから」が60.9%という回答になった。
「売却時にAI査定を活用することで、納得いく意思決定ができるか」との問いでは、「非常にそう思う」が30.5%、「ややそう思う」が49.1%だった。

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