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分配金は2,787円/NUD22年10月期

 NTT都市開発リート投資法人(NUD)は15日、2022年10月期決算を公表した。

 当期(22年5月1日~10月31日)の営業収益は106億1,800万円(前期比15.7%減)、営業利益は43億3,900万円(同29.2%減)、経常利益は39億900万円(同31.2%減)当期純利益は39億700万円(同31.2%減)。1口当たりの分配金は2,787円(同1,267円減)となった。

 当期は新たな不動産物件の取得および売却等は行なわず、22年10月31日現在での保有資産は、オフィスビル26物件、レジデンス32物件、優先出資証券1銘柄の計59物件となった。取得価格総額は2,726億3,200万円で、用途別の投資比率は、オフィスビル64.1%、レジデンス28.6%、レジデンス28.6%、その他(優先出資証券)7.3%。

 また、優先出資証券を除いた58物件の稼働率は当期末現在でオフィスビルが96.0%(前期末比0.2ポイント低下)、レジデンス96.8%(同0.2ポイント上昇)で、全体は96.3%と前期末と同水準となっている。

 次期(23年4月期)は、営業収益107億3,300万円、営業利益41億9,600万円、経常利益37億5,800万円、当期純利益37億5,600万円、1口当たり分配金2,680円を見込む。


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