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札幌「大通公園」面した再開発、都市計画が決定

「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」外観イメージ

 平和不動産(株)は16日、札幌市より「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」(札幌市中央区)の都市計画の決定を受けた。

 札幌市営地下鉄東西線「大通」駅至近で、大通公園に面した立地。敷地面積約5,030平方メートル、延床面積は約9万9,400平方メートル、地上34階地下3階建ての複合施設。業務、商業、宿泊施設等で構成する。

 大通公園に面して地下広場や低層階の商業店舗と一体となったアトリウム空間を設ける。建物低層部には、同公園を一望できる屋外テラスを整備し、テラスに面して店舗を配置。札幌都心のビジネス競争力を強化する高機能オフィスや国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルも整備する。

 大通以南への新たなエネルギーネットワーク構築を見据えた地域冷暖房プラントの構築や帰宅困難者受け入れ施設・備蓄倉庫等の設置も行なう。

 2023年度に事業認可(市街地再開発組合設立)・権利変換計画認可、28年に竣工・供用開始の予定。


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