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海外富裕層からの問い合わせ数が半年で2.5倍

 リスト(株)は22日、連結子会社のリストインターナショナルリアルティ(株)(LIR)が運営する海外富裕層向け不動産ポータルサイトへの問い合わせ数が2022年5~11月の半年間で約2.5倍に急増していることを明らかにした。

 LIRによると、5月単月の問い合わせ数が31件だったのに対して、新型コロナウイルス流行に伴う水際対策措置の緩和が発表された9月ごろから急激に増加。11月には77件に達した。10月11日以降、来日・物件見学がしやすくなったことが背景にあると考えられる。

 LIR執行役員の福島 麦氏によれば、日本の不動産の資産性が評価され、海外からの購入意欲は非常に高いという。中国や東南アジアからの反響が多く、都心をはじめ京都、ニセコ、白馬、軽井沢などの不動産への問い合わせが多い。「価格が5億円以上、中には数十億円以上のペントハウスを検討する方もいる。23年以降も内覧予約を多くいただいている」(福島氏)。


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