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ケネディクス、賃貸戸建住宅にPV設置へ

 ケネディクス(株)は、東京電力エナジーパートナー(株)、(株)PinTと共同で、ケネディクスが運用する賃貸戸建住宅「Kolet(コレット)」の屋根に太陽光発電システム(PV)の設置を進めていく。

 需要家の敷地内にて発電事業者が発電設備を設ける「オンサイトPPA/TPO」モデルによるもの。PPA/TPOとは、太陽光発電の事業者が自己資金、もしくは投資家を募って資金を集め太陽光発電所を開設し、再生可能エネルギー由来の電気を購入したい需要家と電力購入契約(Power Purchase Agreement:PPA)を結んで発電した電気を供給する仕組み。需要家以外の第三者が発電設備を保有することから第三者保有モデル(Third Party Ownership:TPO)と呼ばれている。

 東電EPはコレットの屋根上にPVを設置し、発電事業を運営する。入居者の自家使用分については、PVから直接電力を供給。入居者の需要を超過した余剰電力については商用系統を通じて売電することにより、再生可能エネルギー由来の電力を供給していく。PinTは、入居者の自家使用分についての電気料金請求業務を東電EPから受託し、既に同社が全戸に供給している実質再生可能エネルギー100%電力とまとめて入居者向けに請求する。

 コレットは26日時点で1,264戸を運用している。26日時点で32戸にPVを設置した。今後は年間数百戸規模で順次設置していく。


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